娘と見た最後のイルミネーション

2月15日

a0243064_19393324.jpg


       難病と闘うこどもが持つ夢を叶えてくださるボランティア団体
       『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様のお陰で
       えりなの願いだった
       「家に帰る」ことが出来、家の庭、玄関からリビングまでも可愛く
       クリスマスの飾りつけをしていただき、数々のお心遣いに
       本当に感謝の気持ちいっぱいで感謝しきれない程の思いでした

       素晴らしい演出で迎えていただき
       「あとは、ゆっくりご家族でお過ごし下さい」
       「えりちゃん、たのしんでね~」とおっしゃり
       サッと引いて行かれました 家族だけにしようとのお心遣いが
       嬉しかったです
       えりなはリビングの可愛い装飾の一つひとつに感激して
       笑顔いっぱいでした
       えりながいつ帰ってもいいように病院と同じような本格的なベッドは
       えりなの部屋に設置していましたが
       今回は家にいる間はリビングで家族いっしょに居る予定でしたので
       簡易電動ベッドを中央にし、えりなを横にさせ
       酸素も室内設置のものに切り替え、まず移動での疲れを癒しました    
       お昼近くに家に着いたので、実家の両親と一緒に昼食をとり
       えりなをゆっくりさせるために早めに両親は帰って行きました
       主人と息子は夕食の買い物に出掛け、二人になった時
       「途中えらくて、もう病院に帰らなきゃダメかと思った・・・」と言いました
       「お母さん、えりちゃんの顔ずっと見てたけど気づかなかった・・・」と言うと
       「どうしても家に帰りたかったから我慢した・・・」と
       しばらくして
       「えりちゃん、自分の部屋見てみる?」と聞いてみると
       「今はまだイイ・・・」と言いました なかなか疲れがとれないようでした
       ずっと、2階にえりなの部屋がありましたが、車イス生活になると主治医に
       言われてから、1階の和室をえりなの部屋に、リビングの1部の壁とドアを
       取り払い、洗面所もリホームして1階をバリアフリーにしていました
       ホームビデオをテレビの画面に映るようにして
       私が案内役で家のなかをえりなに見せました
       えりなの部屋を映し出した時「オー!」と言う声が聞こえました
       押し入れの半分をクローゼットにして残りの部分に机とイスを入れ
       部屋を広く使えるようにしました
       全体を見せて喜んでくれたので嬉しかったです

       主人と息子が買い物から帰って来たら賑やかになり
       息子もえりなのベッドの横に寝そべり自分の好きな物を見せたり
       写真を二人で見たり、楽しそうに時間を過ごしました
       その二人の姿が、とってものどかで幸せそうだった
       主人が夕食の支度をしてくれたので、えりなのベッドの傍で食事をしました
       特別な食事ではなかった?!のですが主人が作り、お兄ちゃんも何げに
       手伝う姿が胸にジーンときました いつも二人でこんな風に生活している
       んだなぁーと・・・
       このことは、えりなも同じように感じていたようで
       病院に戻ってから、ふと言い出し
       「お兄ちゃん変わったねー」
       「サッとお父さんを手伝ってお兄ちゃんが変わってた・・・」と
       
       その日はずっと、
       4人リビングで過ごし寝るのもリビングで寝ることにしました
       えりなの1番の願いだと言った・・・「家に帰りたい」
       普通に家族で暮らせることが1番だと教えてくれた気がします
       当たり前が当たり前ではなく素晴らしいことだと・・・
       
       夜、携帯ポンプを使った24時間の点滴のアラームがなりました
       心臓がドキドキ・・・どうしよう・・・とてつもなく怖かったです
       えりなが泣きそうな声で
       「お母さん、どうしよう・・・」と、とても不安顔で私を見ました
       私も怖くて不安で・・・でも、私が不安な顔をしたら
       えりながもっと不安になってしまう・・・平気な振りをして
       「大丈夫!お母さん何度も練習してきてるから!」と不安な気持ちを隠しました
       携帯ポンプの予備を出して新しい点滴に替えることができ安堵しました
       家に帰る前に携帯ポンプを使った点滴を病室でもして大丈夫か
       実際使っていました アラームが鳴ってポンプが止まってしまうことが
       あったので、予備の携帯ポンプを持って帰る事を医師と決めていました
       その為に看護師さんの前で何度も予備に替える練習をしてきました
       えりなも安心してくれてホッとしました
       強心剤が30分も入らなければ、えりなが苦しくなてしまうので
       ドキドキでした
       

       あっという間の2日間でした
       『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様、医師、看護師さん方のお陰です
        

    
       翌日、病院へ帰る夕方に
       『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様が
       えりなのお見送りに来てくださいました
       家に着いた時は昼間だったので庭の電飾がはっきり見えなかったのですが
       戻るときはもう暗くなっていたので
       キラキラ輝きとても美しく可愛く
       「綺麗~!」
       「お母さん、綺麗~!」と、とても感激して見とれていました
       そして
       「お母さん、毎年1つずつ増やしてこー」って言いました
       
       ・・・・・毎年、えりなと1つずつ増やしていきたい!
       ・・・・・一緒に来年も見たい!

       えりなも私もイルミネーションを見るのが好きでした
       毎年、クリスマスシーズンに綺麗なイルミネーションを見に行っていました

       えりなと見る事が出来る最後のイルミネーション・・・

       そう思ったら涙が出てしまい、えりなから離れました
       皆さんに車に乗せていただき酸素ボンベも荷物も入れてくださり
       母が「えりちゃんがお母さんどこ行ったって心配してるから早く行ってあげ」と
       呼びに来て私が泣いているのに気がついたら
       「えりに変に思わせるから泣いたらいかん」そう言われ
       自分でもそう思っていても涙が止まりませんでした
       えりなに顔を見せないようにゆっくり車に乗り込み
       皆んなに見送られて無事病院に戻ることが出来ました

       イルミネーション
          『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様が庭に可愛い電飾をして下さり
          えりなが「お母さん、毎年1つずつ増やしてこー」って言ったこと
          叶えたくて、毎年一つずつ新しいのを買っています
          1昨年、昨年は震災があったので色々考え飾るのは止めましたが
          毎年、えりなが天から見てくれるように電飾をつけています
          亡くなってしまった年は仏壇からえりなが見えるように
          リビングの中に飾ってえりなと二人で見ていました
          電飾の輝きがジーンと心にしみて悲しくて悲しくて涙が流れていました    
             

       今日も最後までお付き合い下さってありがとうございます

   
         
にほんブログ村 花ブログ 小さな庭へ
にほんブログ 
[PR]
Commented at 2013-02-15 21:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-02-15 22:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-02-16 00:23
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-02-16 07:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 0102mayu at 2013-02-16 10:20
鍵コメさん、おはようございます
2日間・・・あっという間でした
とても貴重で大切な時間程短かく感じてしまいますね
当たり前の日々のいかに大切な事か・・・・・えりなちゃんのおかげです そうな風に言っていただきとても嬉しいです

病院に戻るとき・・・本当に辛かったです
美しい物を見るのが大好きでイルミネーションもそうでした
いつも他所のお宅の美しいイルミネーションを見て 「うちもこんな風にしたいね~」と言っていた事を
『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様がえりなのために
していただき、えりなが心から「綺麗!」とつぶやき
いつまでも見ていた姿がいじらしく可愛く・・・
来年も再来年も一緒に見たい・・・生きていて欲しいと・・・

いつも温かく見守っていてくださって励まされています
ありがとうございます
Commented by 0102mayu at 2013-02-16 10:53
鍵コメさん、こんにちは

ありがとうございます
皆様のおかげで家に帰る事が出来ました
病室で家族揃って食事をとることも多かったのですが
やはり自宅での家族水入らずで過ごすこととは
全然違うものですね・・・とっても貴重な時間を持てたことに
感謝・感謝です
えりなの望みを叶えていただき本当に感謝しています 
長男はえりなが家に帰る少し前に主人がおおよその事を
話していたそうです
その頃は長男と余り話す時間がなく長男にも寂しい思いをさせていました


Commented by 0102mayu at 2013-02-16 11:10
鍵コメさん、こんにちは

ありがとうございます
自宅で家族水入らずで過ごし
自宅で一緒に食事できたことをとても喜んでくれました 
その後、病院生活に戻って
ずっと「良かった」「良かったね」と何かあるごとに言っていました
貴重な時間を『メイク・ア・ウィッシュ』さんの皆様、医師、看護師さん方のお陰で持てることが出来、本当に感謝の気持ちでいっぱいです
一緒に見たイルミネーション、車椅子に座ってジッと眺めていた娘の顔は一生忘れる事はありません
きっと「おかあさん毎年一緒に見てるよ」って言ってくれてるはず・・・涙が止まりませんでした ありがとうございます
えりなが亡くなってからイルミネーションを見ていると
「お母さん一緒に見てるよ」って言っていてくれているようで
胸がジーンとしています
いつも温かく見守っていてくださって、ありがとうございます
Commented by 0102mayu at 2013-02-16 12:13
鍵コメさん、こんにちは

ありがとうございます
えりなの望みを叶えてくださった
多くの方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです
少しでもディズニーランドにいるような夢の世界を感じるように
天井まで届くクリスマスツリーを飾ってくださったり
数々のお心遣いが本当に有り難くて胸に染み入りました
えりなが感動し喜んだ笑顔が今思い出しても愛おしいです

いつもいつも温かいお心に
感謝で涙が溢れています
一緒に思っていただけるお心が有り難くて嬉しいです
我が家のイルミネーションもえりちゃんのところから見えるかな・・・そんな風に思っていただけ今も涙が止まりません
いつも温かく見守っていてくださって、ありがとうございます
Commented at 2013-02-16 12:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 0102mayu at 2013-02-16 19:12
鍵コメさん、こんばんは

深く思いを込めたお言葉に胸がジーンとしています
いつも温かいお言葉をありがとうございます

「メイク・ア・ウィッシュ」さんの数々のお心遣いに
感動、感激して
首を少しかしげて嬉ぶ仕草のえりなの笑顔が
今も鮮明に思い出されます
自分の力で座っていられるのも大変になり
休みながら座って一緒にベッドの上で食事したり
お兄ちゃんと仲良くベッドに横になりながら
おしゃべりしている兄妹の様子が
普通のありふれたことかもしれませんが
我が家では久しぶりの事でとても幸せに感じました
良くお兄ちゃんも病院へは来ていてくれてはいたのですが
病院ではなかなかそうは出来なくて貴重な家族の時間が持てることが出来て、多くの方々に感謝しきれない感謝の気持ちでいっぱいです
今は澄み渡った空を見上げるとき、えりちゃんを思います・・・こんなに嬉しいお言葉はありません 一緒に思っていただけるお心が有り難くて嬉しいです えりなも喜んでいてくれると思いますいつも温かく見守っていてくださって、ありがとうございます 
Commented by 天使の薔薇庭 Nana at 2013-02-16 23:31 x
こんばんは~

土日はどこかにお出かけかな?
少しでも気分転換してね^^

今日は寒くてマイナスになりました~。

P☆
Commented by 0102mayu at 2013-02-16 23:47
Nanaさん、こんばんは

明日はご近所のご家族に「なばなの里」のイルミネーションへ
連れて行っていただけます
凄く広いところと長いトンネルにルミネーションがあり
とても綺麗なんですよ~ 何年も前から誘っていただいています
楽しみです
いつもお気遣いありがとうございます

マイナス!寒いですね・・・
風邪ひかないようにご自愛くださいね
by 0102mayu | 2013-02-15 20:19 | 娘のこと | Comments(12)

小さな家に思い出がいっぱい。心地の良い空間に包まれ過ごせたら・・・


by mayu
プロフィールを見る
画像一覧